【読書感想】「私、子ども欲しいかもしれない。」「きみは赤ちゃん」

2018年4月1日

 

マズローの欲求5段階説によると、人間の欲求は生理的欲求を土台とし、安全欲求、社会的欲求、尊厳欲求、自己実現欲求、と階層構造をなしており、低階層欲求が満たされるとより高層の欲求が生まれるそうです。次の就職先が決まり安心したのか、子供がほしいという欲求というか興味というかが自分の中に生まれてきました。

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就職先が決まったある日の新聞を読んでいると、子供が欲しいと思ったときに読むべき本的な紹介記事が目に留まりました。その中の一冊「私、子ども欲しいかもしれない。」(犬山紙子著) に興味を持ちました。ただ子供をもつことは素晴らしいよ!という本ではありません。子供が欲しいけどお金とか保育園問題とか仕事とか家事との兼ね合いとか考えるとどうしよう・・・という悩みの段階から本は始まっており、その悩みをいろんな人にインタビューしたりアンケートを取ったりします。そこから導き出した答えとして作者自身も出産育児を経験し、その様子をレポートしてくれます。本の最後で作者は子供を産んでよかった!と書いていますが同時に、子供を産まない選択をしてもこれでよかったと言うだろうな、と書いています。結局産んでも産まなくてもどんな人生を歩もうと、歩んでる人生を肯定して生きていきたいよね、ということだと思います。あの時ああすればよかったと後悔してばかりの人生ってつまんないですよね。
一冊目をサクッと読み終え、次に「きみは赤ちゃん」(川上未映子著)を読みました。これも新聞でおすすめされていたうちの一冊です。こちらは川上未映子さんの妊娠出産育児を事細かに描いたエッセイです。川上さんの著書は読んでことないのですがインタビュー記事は読んだことがあって、その時の印象は「さすが作家だけあって言うことが文学的というかなんか難しいなぁ」と思っていたのですが、こちらのエッセイでは大阪弁も時々交じりつつのかなりくだけたカジュアルな文体になっています。思っていることそのまま書きました!という感じです。最初は勝手なイメージとのギャップに驚いたのですが、このカジュアルな感じが妙にリアルで妊娠出産育児の大変さがひしひしと伝わってきます。もちろん大変なことだけじゃなく我が子への無条件の愛も文章から感じられ、とても読み応えのある内容でした。自分が妊娠したときに読めば、そうそう!大変で!と同じ境遇の友達ができたように心強くなるのではないかと思いました。
家の近くに西松屋があるので、全く関係ないけれどちょっと物色してみようかしらというくらい子供への興味が沸いていて自分でもびっくりです。
小さいころから小さな子供には興味がないというかどう接していいのかわからなかったのですから。
子供ほしいなと思っても、転職したばかりなので現実的にはまだ無理なんですけどね…。最低1年は働いてから妊活したいなと目論んでます。
まずは仕事をこなせるようにならんとなぁ。